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  写真は日本鋼管株式会社福山製鉄所に設置されたもので、ブルーム（特殊鋼）連続鋳造設備の溶鋼の流量制御に使用されている。
 1,600℃に加熱された溶鋼の粘度は水よりも低く非常に扱いにくい液体である。その流量を制御するためには非常に速い応答性を要求される。ハイブリッド・アクチュエータは従来のサーボ弁に勝るとも劣らない制御性能を発揮し、年間500万円支払っていた電力料金がただの9万円にまで激減してしまった。更に作動油の総量が非常に少ないため消防法の適用除外となり、危険な場所でも可燃性オイルの使用が可能となり、廃油処理及び環境保全対策の煩雑さから解放されることになった。 |
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